壁新聞“東京奮闘記”№81
先日7月20日(金)に西別府支部第42回定期大会が無事終了しました。
支部40周年の記念誌も出来上がり全員に配布されました。
私も久し振りに別府に帰る事ができて少しホッとしています。
今回の全国大会で東京の全医労本部に行って3年目に入りました。
デスクワークにも少し慣れてきましたが、朝から晩まで組合運動漬けの日々は結構ストレスがたまるのです。
だから久し振りに職場の仲間と会うと本当に元気になれます。
元気をもらってこの一年も頑張らないとね。
梅雨の末期の豪雨もようやくすぎ、九州もやっと梅雨明けですね。本格的に暑い夏がやってきます。今年の夏はオリンピックで盛り上がりそうですね。
海へ山へと出かけるのも楽しいですが、ゆっくり自宅でテレビ観戦もまた楽しいかもしれません。それぞれのスタイルでストレス発散も必要でしょう。
『支部40年のあゆみ』を見ていると本当に私たちの組合運動は長年積み上げてきたものなんだと改めて感慨にふけっています。巻頭で前支部長の池田さんが「西別府支部の40年は、嬉しかったこと、大変苦しかったこと、諸先輩、現役の私たちの『汗と涙、不安と失望』の繰り返しの歴史ではなかったのでしょうか。しかし、私たちの常識のある『正当な要求』と『合理的な主張』『道理ある発言』が、数年先には、職場の改善・改革となり、要求の実現となっています。」と書かれていますが本当に継続は大切です。すぐに改善されなくても言い続ける事、それが働き続けられる職場を作っていくことになるのです。本部に来て8地方協(北海道・東北・関信・東海北陸・近畿・中国・四国・九州)を回っていますが、同じ全医労の支部でも支部支部によってかなりの違いがあります。
西別府の40年にわたる継続した運動は、他の支部と比べても本当に働きやすい環境を作っているのです。離職率は平均からみても低いです。60歳停年まで働き続ける先輩も多いです。
職場内でのパワハラ・セクハラの発言も少なく、人間関係もいい方ではないでしょうか。
これは決してあたり前の状況ではありません。本当はすべての職場がこのようになる事が望ましいのですが、医療現場の厳しい労働環境の中で様々な軋轢は年々多くなって来ています。そのなかで孤立していくスタッフやメンタルに悩むスタッフもいます。フォローしたくてもできない状況がそこにあるのもまた現状です。
いろんなことをすべて含んで今の西別府病院があるのは、組合のみでなく病院の幹部もみんなが懸命に努力してきた結果なのです。
嬉しかったこと、苦しかったこと本当に様々な歴史のなかで一つ一つの事柄に真摯に向き合う姿勢は、今後も引き継いで行きたいものです。
私は、ひまわりが大好きです。明るく太陽に向かって伸びていくひまわりは、一つの大きな花に見えますが、多数の花が集まって一つの花の形を作っているのです。多数が集まって出来上がる大きな花、夏の日差しの中で力強く咲くひまわりのように私たちも誇らしく咲き続けて行きたいものです。