壁新聞“東京奮闘記”№97
三寒四温と言いますが、このところの気候は一気に春が来て初夏になった感じです。
桜は3月中旬から咲き、満開は3月中にと言います。
桜祭りも前倒しにとなり本当にバタバタと世の中の動きも慌ただしくなっています。
桜が咲けば心はずむ季節ではありますが、看護師の国家試験の発表は25日「桜咲く」との電文がなんだか時期はずれに感じるのではといらぬ心配が起きるのも・・・。
どちらにしても「桜咲く」この季節は新しい一歩を踏み出す季節であることには違いありません。

労働組合というと「硬い」「暗い」「怖い」というイメージがついて回りますが、本当に今でも「硬い」「暗い」「胡散臭い」というイメージは変わっていないのでしょうか?このイメージを払拭するために「明るい」「楽しい」「元気に」へ変わろうと努力中です。しかし、努力とか懸命と言う言葉自体が今では「硬い」「うざい」になるのかもしれません。
じゃーどうすればイメージチェンジできるのでしょうか?
新歓の取り組みの中で、ある組合員が「私も20代ですが、もう30歳に近い20代です。
今年卒業してくる若者の考え方はわかりません。
だから今の若者の考え方をもう少し勉強しないと新歓もうまく行かないような気がします。」と言っていました。この言葉こそ古くて新しい言葉ですね。
生まれた時代が変われば考え方、ものの見方が変わるのは当たり前のことです。
そして、歳を重ねればやはり若いときとはものの見え方も変わってきます。だからといって時代について行っていないわけではありません。時代の流れに沿って歳を重ね、その歳なりの考え方が身について来ているのです。これはとても大切なことだと思います。
だから無理することはないのです。若者の考え方だけではなく、世代が少し変わればなかなか分かり合うことは難しいかもしれません。ただ推察する事ができるようになってくるのも歳を重ねればのことです。うまく付き合う事ができるようになるのも歳を重ねればこそ。
さて、話を戻しましょう。
イメージチェンジは?
基本は「無理しない」「自然体」そして「真心」です。
労働組合は「硬い」「暗い」「胡散臭い」のは何処まで行っても変わりません。
だから、無理に変えることはないのです。
変えるのは私たちの気持ち。
「若者の考え方がわからない」「何を言えばこっちを見てくれるのか」と迷っていれば真心は通じないかも。
自然体で素直に話すことが一番ではないでしょうか。
組合は保険ではありません。組合は働くための必需品です。
労働者が物の言える職場を作る事が働き続けられる職場づくりにつながるのです。
泥臭く言えば組合の活動がはっきり見える職場づくりが新歓のまずは第一歩になるのです。
西別府が継続している朝ビラ、退勤調査が第一歩。
第一歩を続ければ自ずと道は続きます。
日常生活が大切なのは、小学一年生も社会人一年生も同じです。
それは労働組合も同じです。

新歓だからと頑張るのではなくまずは今日からの一歩を!!普通に!!
いうは安し 行なうは難し されど実効あるのみ